25年 7月 6日 P.M.L.

◎運転部会設置の準備の一環で、学区市民HOMEにて、セッティングテストを行いました。鉄道模型アイテムは、短時間セッティングが可能であるようにカスタム改造を行なっており、Tomixレールも初回生産分で遊んだ経験がありますし、ユニトラックはその発売当初より永年扱ってきてその仕様変更の歴史も直に体験してきた模型歴の下支えのある、探求のたまものなのでありまする。ここは、特定メーカー製品の販促を語る処ではないですよ。

 

片付けを終えて銀行口座のチェックの帰りに、レンタカーをぶつけられてしまい、車輛の休業補償に万単位のお金の請求が来てしまった。ホケンの都合もあって支払いは避けられそうにないが、レンタル元会社が若者に頼んでちょっと「当たり屋」をやってくれという具合でレンタカーにブチ当てられても、借り主が休業補償で万がね払うみたいなことも、実際できてしまうのではなかろうか?私のような永年の模型歴のあるマニアは、カモだとか金づるにされる運命なのだろうか? 司馬遼太郎の代表作「坂の上の雲」のドラマ化の中で、「兵隊さんよ、ありがとう。」なんて俳優「森本レオ」氏がかたる原作小説にはないシーンが挿入されていたが、何となく、企業崇拝(すうはい=あがめたてまつること)を強要されているみたいに晴れない気分になる。鉄道模型を始める前には、旅客機のプラモデルとか乗用車のプラモデルとかも組んでいたのです。プラレールに飽き足らない小学高学年レベルをターゲットにした「スーパーレール」や「ミニミニレール」は近所の友人の買ってもらったのをうらやましく見ていたのですから、模型では電車以外のプラモデルも少年時代の時間の少なからぬ部分を占めておりました。『ニチモ の 1/24 シリーズ』は今でも見かけるかなりのロングセラー商品で、小学中学年で組み立てて自動車教習所で習うはるか以前にステアリングのリンク機構などを知る良い教材となったのです。けれども、自動車プラモの世界では鉄道模型運転会のような集まって楽しむやり方が成立しづらいのが難点で、また、線路や(線路配置に対応した)電気配線に関する知識が欠落して車輛ばかりになってしまうところが、続かなかった理由ではないかと振り返る。昔からずっと、模型作りには祭壇に飾るお供え物のような「高貴さ」などは求めていない。乗用車も自分を飾るために乗るつもりはなくて、社用車でも用件のために(ラジオでも聴きながら)出かける処を道筋も含めて愉しむ性格なのです。いけないのは夢を潰されたことです。「良い車に乗っていることを自慢したがる連中」に自分の夢をぶっ潰されたら、そういう連中とはつるまないようにしようと考えるのが、普通の反応なのだと思います。