長周期地震動について。

電気自動車の製造メーカーで有名どころといえば、「テスラモータース」の名前が思い浮かぶ方も多いと思います。このお名前には、送電技術をめぐってエジソンらと競った科学者の名前であるとのこと。この「テスラ氏」は、軍部の依頼で「人工地震発生装置」の研究をしたとのうわさがあり、日本の地震災害も実はどこかの国が人工的に発生させたものだというデマが飛び交っていたと、某国営放送の「テスラ氏」の番組で採り上げていました。古くは「ルパン三世」の最初の映画で、敵役が地下原子力発電所を爆発(と、ルパンは読んだのだが)させて人工的に地震を発生させる場面が描かれていますが、爆発による揺れを引き起こす場合には、最初の一撃が大きく、揺れは収まっていく波形を示すもので、連続爆破をしても同じ断続的な波形となるのですが、東日本大震災では「長周期地震動」と言って、ゆらゆらと30秒くらい揺れが続きました。免震装置の機能した高層ビルの上の階のほうは揺れが増幅されて船に乗っているような感覚があったとか?ともかくも人工的に引き起こせる揺れのパターンとは明らかに違うものなのだそうであります。